マンションを購入・売却する前に知るべき5つのポイント
私達の生活にとって非常に重要なのが住まいに関する問題ではないでしょうか?
多くの方が、将来マンションを売却したり、購入したりを経験するはずです。
また、最近では空き家問題が多く起こっているため、マンション売却への関心も高まっています。
今回は、マンションを購入・売却する前に知っておきたい、近隣住民、賃貸、そしてマンション全体の事を解説していきます。
私の住んでいたアパートは築年数20年と古いですが、3LDKでそこそこ広く家賃も6万円とお手頃な値段でした。
住んでいるうちに、このアパートのメリットがたくさん見えてきました。
1つは日当たりがとてもよい、ということです。
ここはマンションを売る時にも買う時にも大きなポイントとなるところです。
リビングに掃き出し窓がついていて、そのとなりの洋室にも掃き出し窓がついていました。
どちらも南向きで、メインで使う部屋は明るいのでとても嬉しかったです。
奥行きの狭いベランダがついていましたが、リビングからも洋室からも入れるように幅は広くとってあり、洗濯物も十分に干せる環境でした。
そして、風通しもとても良かったです。
リビングの吐き出し窓と正面の和室の部屋の窓が丁度向かい合わせになっているので、しっかり風が通りました。春や秋は日当たりポカポカで爽やかな風を感じて過ごすことができました。
お風呂場の窓からもリビングの窓に向かって風がよく通るようになっていて、お風呂の風通しがよくなるため、カビが生えにくい環境でした。
洗面所の間取りもよく考えられていると感じました。
人がすれ違えないほどのとても狭い洗面所なのですが、色々と工夫がされていました。
洗面所の形はL字型になっていて、出っ張った部分に
洗面台が設置され、洗面台の正面に洗濯機置き場が設置されていました。
洗面台の横にはお風呂場への入り口があります。
だから何なのと思われるかもしれませんが、通常、洗面台の横に洗濯機を置くという間取りが多いと思います。
そうすると、あとのスペースは通路だけということになります。
しかし、洗面台の正面に洗濯機を置くことで洗濯機置き場の横に何でも置けるフリースペースが設けられるんです!
そこに私は洗濯物や洗剤などを置くことができました。
無駄のない間取りになっていると感じました。
無駄の有る間取りはマンションを売る時にも大きく影響してしまいます。
実際に、このような物件でも売れないわけではありませんが、多少なりとも価格が下げられてしまうのはいたしかたありません。
マンション情報を扱う、マンション.jpには下記のように記されています。
まず、売却までの期間として1つの目安となるのは、3ヶ月です。それは、媒介契約が3ヶ月ごとに更新しなければならないため、3ヶ月経っても売れない場合は、価格変更や不動産会社の変更などを考えなければならない時期になるためです。
しかし、3ヶ月以内に売れる場合は比較的スムーズだと言えますので、平均的には6ヶ月以内で売却に至るケースが多いようです。6ヶ月売却活動を続けても売れない場合は、何らかの策を考える必要があるとも言えるでしょう。
このように、マンションはなるべく短期間のうち位に売る事が非常に重要なのです。
また、洗面所の洗濯機とフリースペースの上部には1枚の棚が設置されていました。
ただの1枚の板、あるのと無いのとでは大違いでした。
タオルやパジャマなどを大量に置いておけるんです。
お風呂から出たらそこからタオルをさっと取ることができます。
高い位置にあるので、目線に入りにくく、とても重宝しました。
アパートならではの困ったことがありました。
子供が駐車場でボール遊びをしているんです。
車に傷つけられたら困るし、駐車場は車の出入りが激しいので子供達が怪我をしてもいけません。
早速管理会社に事情を説明し、対処を依頼しました。
対応は迅速で、即日全室に注意喚起の手紙を配ってくれました。
おかげで、子供達が駐車場で遊ぶことはなくなりました。
こういった近隣とのトラブルの対応もきちんとしてくれる管理会社でとても助かりました。
おかげで快適に生活することができました。
数年前、正社員の仕事を辞めてアルバイト生活になりました。お給料が減るので少しでもお金を節約したかったために、それまで住んでいたマンションから家賃の安い部屋へ引っ越すことにしました。
お金が無い人は、なかなか不動産を購入する事も借りる事もできませんから、大変ですよね。
また、それに比例して、都内近郊ではマンションの数が急増しているという問題もあります。
国道交通省のホームページでは下記のように記されています。
※不動産価格指数(住宅)並びに不動産取引件数・面積の戸建住宅及びマンション(区分所有)の2016年7月~2016年9月分の数値は、サンプル数増加による修正を行っております。また、斜体の数値は、今後修正する可能性があります。
※不動産価格指数(住宅)の愛知県及び大阪府の2000年4月以降の数値は、2016年3月以前に公表していた数値とは異なる場合があります。
出典 土地総合情報ライブラリー
このように、不動産は年々変化しています。
国土交通省が発行するように、個人個人がマンションだけではなく、所有している物件と向き合っていかなければならない時代が来ていると言えるでしょう。
10か所近く内見をしたのですが、なかなか安い家賃で好みの部屋が見つかりません。だんだん探すのも疲れてきてしまい、最後に内見をした古いマンションで妥協して決めてしまいました。
他の部屋はほとんど狭いワンルームマンションだったのですが、このマンションだけは家賃は安いのに一応1DKの広さがあったからです。もちろん古いマンションなのでお世辞にもキレイとは言えませんでしたが、内見した時点で古いなりに清潔にクリーニングもしてあったので、広さと家賃の安さを優先して選んだのです。
初期費用も敷金1か月分だけ(礼金はゼロ)だったので、格安に抑えられることもポイントでした。
内見は1度だけ、平日の午前中に部屋を見せてもらいました。
その後、契約を済ませて荷物を運びこんで引っ越しは完了。ところが、引っ越しをしたその日にさっそく、この部屋に決めたことを後悔する出来事がありました。
その夜、部屋でせっせと片付け作業をしていると、いきなり隣の部屋から男性の怒鳴り声が聞こえてきたのです。さらに、その怒鳴り声に対抗するように女性のヒステリックな声も。内見したときには住人のほとんどが不在だったために同じマンションにどんな人が住んでいるのかというのをまったくチェックしていなかったのですが、隣には50代くらいの夫婦(カップル?)が住んでいたようで、1時間くらい2人の怒鳴り合う声が響き渡っていました。
引っ越し当日にこんな大喧嘩を聞かされてテンションはがた落ちだったのですが、さすがに「地雷物件を掴んでしまった」とは思いたくなかったので「たまたま今日だけ大喧嘩になっているに違いない!」と、いいように解釈してその日は片付けに専念しました。
そして翌日、翌々日は夜になっても隣の痴話喧嘩は聞こえてこなかったので「やっぱり、たまたまだったんだ」とほっと胸を撫で下ろしていたのもつかの間、3日後の夜にまた大喧嘩の声が聞こえてきたのです。しかも今度はビン?のようなものを投げて割れるような音まで聞こえるのです。
「警察呼ばないとマズいかも…」と不安になるくらいの怒鳴り合いが続きました。何も物音がしない日もあるのですが、週に2~3回くらいは男女の罵り合いが聞こえてくる状況です。耐え切れなかった私は入居してからたった3週間後に、逃げるように別の部屋を探してそのマンションを出ていきました。
安かったとは言え、初期費用も無駄にしてしまいましたし、引っ越し代も無駄になりました。お金を節約しようと思って引っ越したのに、逆に20万円くらいの無駄金を使うことになってしまったのです。
それもこれも、平日の昼間という住人のいない時間帯の内見だけで決めてしまったのが敗因だと思っています。
このご時世、隣人がどんな人なのかによっては物騒なことに巻き込まれてしまわないとも限りません。特に家賃が安い部屋を選ぶときは、慎重に選んだ方がいいですね。そのとき以来、内見は昼間だけでなく、夜の人がいる時間帯にもちゃんとしなくちゃいけないと肝に命じました。
今まで33年間で10回以上引っ越しをし、そのほとんどがマンション住まいです。
数カ所のマンションに住んで、必ず私に必要だと思うマンションのポイントがあります。
まず、ゴミ出しが24時間可能なこと。子供が2人いるので、オムツや食べモノのゴミが一日で驚くほど出ます。
特に夏場は、汚れたオムツや食べモノを室内やベランダに置いておくと臭いが大変な問題になります。
24時間ゴミが出せるマンションだと、ゴミが出た時にすぐ出せるのでとても衛生的です。ゴミを溜めることなく毎日出せるのでゴミ出し自体がとても楽です。
また、段ボールなどの大型ゴミも、ベランダや室内に置いておく必要がないので、ストレスフリーです。
次に、各部屋にエアコンの設置がされているかどうかです。夫の仕事上転勤が多いので、その度にエアコンを外したり取り付けたりしていると、その費用だけで10万近くになってきます。
エアコンは、元々取り付けられているマンションを選ぶことが大切なポイントです。
次に、冷蔵庫の置き場所と洗濯機の置き場所の寸法を把握しておくことです。
前回の引っ越しの際に、持ってきたドラム式洗濯機が引っ越し先の洗面所に入らず、一回り小さい洗濯機に買い換える羽目になりました。また冷蔵庫も、いざ設置してみると寸法がギリギリで、扉のドアは90度以上開かないので毎日少
しストレスです。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、設置できない場合があるので要注意です。
次に、昼間の日当たりと夜の周りの音の環境です。これらは、実際住んでみないとなかなかわかりませんが、できるだけチェックするようにしています。
昼間はどれくらいの明るさになるのか、照明をつける必要がないのか、夜は、近くに居酒屋やレストランがあった場合の音や道路のトラックやバイクの交通量などを知っておきたいものです。
前回住んでいたマンションは、昼間はとても静かだったのですが、夜になると近くのカラオケバーでほぼ毎日宴会が行われ、深夜12時過ぎまでとてもうるさく、忘年会や新年会シーズンは、夜も気になって寝れないほどでした。
最後に、自転車置き場の場所です。必ず屋根がついていること、できれば地上1階にあることがポイントです。
子供を2人乗せて、買い物などをすると子供たちを下ろしスーパーの袋を持って歩くのはとても大変です。できるだけエントランスまでの距離が短く、スムーズに入りたので、自転車置き場の場所もマンション選びには大切なポイントです。